第32回定期演奏会 曲紹介

音楽祭のプレリュード
A.リード 作曲
アメリカの大学で行われていた音楽祭の25周年を記念して、1957年に作曲されました。
1970年には全日本吹奏楽コンクールの課題曲に選ばれ、日本でのリード人気のきっかけとなりました。
カンタベリー・コラール
J.ヴァンデルロースト 作曲
ベルギー出身のヴァンデルローストが、イングランド国教会の総本山カンタベリー大聖堂を訪れた際に得たインスピレーションを基に、1990年に作曲しました。
元々は、ベルギーのブラスバンドのために作られましたが、1993年に、吹奏楽用に編曲された楽譜が出版されました。
たなばた
酒井 格 作曲
正式名称は、The Seventh Night of Julyで、作曲者が高校生の時に書き、大学生の時にオランダのデ・ハスケ社から出版されました。
中間部のアルトサックス(織姫)とユーフォニアム(彦星)のソロは、高校の吹奏楽部に実在した、仲の良い2人(アルトサックス奏者とユーフォニアム奏者)をイメージして書いたそうです。
またこの曲には、作曲者が作曲した当時(1988年)に影響を受けた音楽作品のモチーフが、たくさん散りばめられています。もちろん「ささのはさらさら~」の、たなばたさまのメロディーもありますよ。
夜に駆ける
Ayase 作曲 郷間幹男 編曲
小説を音楽にするユニット、YOASOBIの楽曲で、小説投稿サイトに投稿された、「タナトスの誘惑」を原作として作詞作曲し、2019年12月にリリースされました。
YouTubeで公開されたミュージックビデオは、公開から7ヶ月で再生回数2000万回を突破するなど、2020年を代表するヒット曲となり、昨年の紅白歌合戦でも披露されています。
いのちの歌
村松崇継 作曲 郷間幹男 編曲
2008年に放送された、NHK連続テレビ小説「だんだん」の劇中歌で、三倉茉奈、三倉佳奈が演じる双子の歌手が作ったオリジナルソング、という設定で作られました。
実際に作詞を担当したのは、ドラマの主題歌とナレーションを担当していた竹内まりやで、2012年にはカバーシングルが発売されています。
エヴァー・グリーン ’70s
明光院正人 編曲
1970年代にヒットした洋楽3曲のメドレーです。
1曲目は、映画「サタデー・ナイト・フィーバー」挿入曲、愛はきらめきの中に、2曲目は、ネスカフェのCMソングとして起用された、やさしく歌って、3曲目は、スウェーデンのコーラスグループABBAの、ダンシング・クイーンです。
エヴァー・グリーンとは常緑樹のことで、長く愛され続ける曲、という意味で名付けられました。

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