去る2021年5月29日、TSS~ウインドアンサンブル垂井の創団からのメンバーで、これまでに団長などの要職を歴任し、20年以上にわたって音楽監督として団を導いてこられた森下英雄さんが、急性心筋梗塞のため58歳の若さでお亡くなりになりました。
前日夜までは何も変わらない様子で、ご家族と食卓を囲まれたのが最期となられました。ご家族にとっても、また当団においてもまさに突然の出来事でした。
葬儀は6月1日に1日葬として執り行われ、楽団員、関係者も多く参列してお見送りさせていただきました。
本来であれば、すぐにでもご連絡すべきところでしたが、コロナ禍ということも鑑み、事後の報告となりましたこと、なにとぞご容赦いただきたくお願い申し上げます。
目を閉じれば、森下さんのご自宅や行きつけの居酒屋にTSSの仲間と集まって、焼酎を片手に吹奏楽談義に花を咲かせたり、TSSの活動の在り方などについて熱く語り合った日のことが今でも鮮明に浮かびます。また、直近ではコロナ禍で団員の練習環境がままならない状況下での楽団運営においても、団長としての責務やたくさんの励ましの言葉をいただき、支えていただきました。厳しくも優しいそのまなざしが今でも忘れられません。
そして先日、初盆のお参りに森下さんのご自宅を訪問させていただきました。ご家族と森下さんとの思い出話をして過ごす中で、森下さんは今もご家族の心の中に、そしてわれわれTSSの団員の心の中にもずっと生き続けているのだとの思いを強くした一日でした。
心よりご冥福をお祈りいたします。
なお、TSSの音楽活動ですが、これまでも森下音楽監督と協力し、副音楽監督として一緒にTSSの音楽の方向性を定め・指導に力を注いでもらってきた峯谷弥成さんにバトンを託し、団員ともども森下さんの遺志を引き継ぎ、TSSのさらなる発展に邁進していく所存です。
なにとぞ、森下さん同様に、格別のご指導ご支援を賜りますよう、お願い申し上げます。
TSS~ウインドアンサンブル垂井
団長 服部 剛士
コメント